大規模清掃専門業者への外注について

お掃除のアルバイトスタッフ3名のうち
クレームを受けていながら改善の見られない2名を解雇することにしました。

契約期間中の解雇は色々と難しい面もあり
躊躇していたのですが
他のお掃除スタッフ(「請負い」契約の専任スタッフ)からも
「彼らの掃除のあとのチェックが大変すぎる」との訴えがあったので
解雇に踏み切りました。
(「アルバイト」と「請負い」の違いは、「時間給」か「出来高制」かということです)

「アルバイト」の方は「請負い」の方と違い、最初に契約してしまえば、その後は契約通り、週5日なら5日お越しいただけるので
夏の忙しい時期などはありがたいのですが
概してプロ意識が低いことが多いです。

今回、解雇に踏み切ったお二人の場合も、清掃スタッフとしての長年の経験にも関わらず、お掃除のレベルは素人以下でした。

アルバイトはもう懲り懲り...ということで、本日、新たに請負いの方を雇用すべく
面接に行って参りました。

他から推薦のあった方なので、腕は確かだと思います。

弊社は他よりも賃金が高いので、喜んで来ていただけることになりました。
請負い契約ですが、専任スタッフとして入っていただけることになりました。

ところで、その方からお聞きしたのですが、清掃専門の業者がスタッフに支払う賃金は
非常に安いようです。
弊社の半分から3分の2程度です。

弊社のような代行業者とは異なり、清掃業者は清掃で儲けているので
仕方がないとは思いますが。

清掃専門業者のスタッフは、元々、玉石混淆のようですが、
スキルの高い方は、当然、自分のスキルにあった賃金を求めます。
その結果、(今回弊社が引き抜いたように)オーナーとの直接契約を結ぶなど、
清掃専門業者からは離れていく傾向があるようです。

何が言いたいかというと
「清掃業者に外注している代行業者とは契約しない方がいい」
ということです。
是非、弊社のように、自社で清掃員を抱える代行業者とご契約ください。

それはそうと、先日、代行業に関して問い合わせのあった方から
「清掃料金が高い」と断られてしまいました。

弊社の清掃料金が高いのはレンタルシーツを使用しているからかもわかりません。
レンタルシーツを使用すると
その運搬にかかわる人件費やガソリン代も発生することになります。

スタッフに洗濯してもらうという方法もありますが、試行錯誤の結果、レンタルシーツを使用する方がお得だとわかりました。
お客様の満足度が高くなるだけでなく
スタッフにシーツ洗濯のための料金を支払う必要もなく
かつシーツを買い換える必要もないからです。

弊社の清掃費は赤字にならないラインで出しております。
逆にいうと、清掃料金を下げると赤字になってしまいます。
赤字を出さないためには、
清掃スタッフに支払う賃金を削るしかありません。

賃金を下げると、今度はスキルの高い方にお越しいただけません。
清掃に関してお客様からクレームが入った場合は、もちろん、指導致しますが
元々スキルの低いスタッフの場合、改善されるとは限りません。

ということで、弊社の清掃料金が高いとおっしゃるのであれば
クォリティの低い清掃に甘んじていただくか
より安い料金で清掃を提供している代行業者にご依頼いただくしかありません。

ただ先にも書きましたように
大規模清掃業者に外注している代行業者は避けたほうがいいと思います。
スタッフを雇わずにご夫婦ならご夫婦で清掃をしている
というような小規模業者であれば、いいのではないでしょうか。









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