これからの分譲型投資マンション

先日のブログ(「競合物件が多いマンションでの民泊」)で書いた、
全38戸の物件ですが
民泊実施に向けて....難航しています。

お部屋ごとにオーナーが異なるので、仕方がないですよね。

「民泊」にするのか「旅館業の許可」を取得するのか
さえ、まだはっきりと決まっていません。

ところで、旅館業の許可をある業者が一括して取得したうえで
物件単位で客を取り
出資額を収益に応じて振り分けるという方法が提案されました。

弊社も前からブログにも書いている方式です。

確かに、これが実現するとすごいことになりそうです。

この方式で話がまとまりそうというのであれば
弊社も名乗りをあげることになりそうです。
自己所有物件を他社にお任せすることはできませんので。

が、実現は難しいのではないかと思います。

すでに、業者が入り乱れている物件です。
室内の豪華さに関しても、お部屋ごとに差もありすぎます。

もし、そのような方式を採用するのであれば
最初から業者を指定すると同時に
そのつもりでインテリアを統一するべきでしたね。
もう少し早い時点で動くべきでした。

住宅宿泊事業と異なり、旅館業の許可は1件ごとには取得できません。
最低でもフロアごとに
誰かが旅館業の許可を取らねばなりません。

お部屋ごとにオーナーが異なる分譲マンソンで
途中から旅館業の許可を取るには、
誰が許可を取得するのか
どの業者に委託するのか
など、意見の調整が必要になってきます。
もちろん、マンションの規模が大きくなればなるほど
調整は難しくなります。

まあ、少なくとも弊社は、自己所有物件を同業他社に委ねることだけは
絶対にしません。

弊社ほどきめ細やかなサービスを提供できる業者がいるとは思えませんし
料金設定などを、沖縄北部での経験の浅い他社にお任せするなど
もってのほかです。
キーボックスを利用するような業者だと最低ですね。
(そもそも違法)

その一方で
無暗に事業を拡大するよりも
現在委託されている物件や
弊社をお選びいただいた既存オーナーさまを大切にして
楽しみながらお仕事がしたいという思いがあります。

....という姿勢を貫くためには
やはり、旅館業ではなく、民泊新法内での運用に一票を投ずることになりそうです。

当該マンションの1室を購入して、はや1年。
いつになれば、民泊/コンドミニアムとして運用できるようになるのか
まったく未定です。

いずれにせよ、今後の投資型分譲マンションは
旅館業の許可を取得したあとにオーナーを募集する形に
移行していくような気がします。
(沖縄にはすでにそのようなマンションが多くあります)





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